5歳になると小学校入学を意識した学習を始めるお子さんが多いです。
5歳の勉強はどこまでやるのが良いか気になりますよね。
元小学校の教師で2児の母である経験から、5歳の勉強はどこまでやるのが良いのか解説します。
また学習習慣の付け方・教え方についてもまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
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5歳の勉強はどこまでやる?
5歳の勉強ではどこまでやるのが良いのか気になりますよね。
この記事では、5歳の小学校入学前にまでに何の学習をしておいたら良いのかご紹介します。
小学校受験を予定しているお子さんは、また別の勉強が必要になるかと思います。
小学校入学前の5歳〜6歳頃の勉強でやっておきたいことはこの5つです。
- ひらがなの読み・書き
- カタカナの読み・書き
- 数を数える
- 数の合成・分解
- 時計の読み
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
ひらがなの読み・書き
まずはひらがなの読み・書きを練習しましょう。
小学校に入学すると自分の持ち物を管理する必要があります。
最低限、自分の名前を読める・書けるようにしておくと安心です。
まずは、リビングにひらがな表を貼ることからスタートしましょう。
カタカナの読み・書き
ひらがなを大半読めるようになってきたら、カタカナの読み・書きも練習しましょう。
お子さんがカタカナに先に興味があるようでしたらカタカナの勉強から始めてもOKです。
数を数える
お子さんは、数を正しく数えられていますか?
算数の学習をしていくうえで、数を正確に数えるということがとても大切です。
声に出して数を言うことができても、物の数の数え方がわかっていない場合があります。
おうちにある物で、1つひとつ正しく数える練習をしましょう。
数の合成・分解
数の合成・分解は足し算・引き算の基礎となる部分です。
合成は3と2で5。分解は5は3と2。
小学校1年生で習う分野ですが、ここでつまづいてしまうお子さんもいます。
5歳で足し算・引き算をできるようにするというよりも数の感覚をつけておくイメージです。
おはじきのような物で遊びながら、数の感覚をつけましょう。
時計の読み
小学校生活はアナログ時計を見て行動をします。
最初のうちは、先生が教えてくれますが、徐々に自分で判断しなければならない場面が出てきます。
幼児のうちに正時(○時ちょうど)、半時(○時半)を読めるようにしておくと安心です。
時間の感覚はすぐには身につきません。
毎日の積み重ねが大切です。
5歳の勉強の習慣の付け方・3つのステップ
幼児期に勉強をする習慣を付けておくと小学校入学後の学習がスムーズになります。
幼児期のうちに勉強するのが「当たり前」の状態をつくっておくのです。
もちろん、無理強いしたり、長い時間やらせたりするのは逆効果です。
お子さんが楽しく机に向かうことができるように仕向けていきましょう。
5歳の勉強習慣をつける3つのステップ
- 机で作業する習慣をつける
- 机で書く練習をする
- ワークに取り組む
ステップ1:机で作業する習慣をつける
まだ机に向かう習慣がついていないお子さんは、1日5分で良いので机で作業をする時間を作りましょう。
いきなり学習プリントをやるのはハードルが高いので、折り紙やお絵描き、絵本でも良いです。
ステップ2:机で書く練習をする
机に向かって作業することに抵抗がなくなってきたら、紙と鉛筆を用意して、絵を描いたり、迷路をしたりすることを取り入れましょう。
文字の練習をするのには、ある程度の筆圧と鉛筆を操作する能力が必要です。
遊びの中で運筆の練習をしていきましょう。
ステップ3:ワークに取り組む
鉛筆で書くことができるようになってきたら、紙のワークなどを取り入れましょう。
慣れてきたら1日1枚を習慣にしていくと良いです。
もちろん嫌がる日は休んでもOKです。
まずは、週末から始めて、少しずつ日数を増やすのも良いでしょう。
5歳ではまだ自分で管理ができるお子さんは少ないです。
勉強をするタイミングを決めて保護者が声をかけてあげましょう!
我が家は朝学習をしています。
5歳への勉強の教え方
5歳への勉強の教え方のコツを3つご紹介します。
5歳への勉強の教え方のコツ
- 勉強を遊びの1つにする
- 好きなことから広げる
- ご褒美でやる気をアップする
勉強を遊びの1つにする
5歳のお子さんが1番やりたいことは、「遊び」だと思います。
勉強も遊びの1つとして取り組んでいくと楽に習慣が付きます。
幼児のうちから「勉強しなさい!」と無理強いすると逆効果になることもあります。
まだ5歳なので、集中できる時間が短く、話が脱線していくこともしばしばです。
それでも親子で楽しく会話しながら勉強すると、学習習慣がつきやすいです。
好きなことから広げる
5歳のお子さんであれば、好きなものがはっきりしていきているのではないでしょうか。
好きなキャラクターの名前を一緒に読んだり、書いたりすると喜んでくれます。
お子さんが好きなことから、勉強につなげるとどんどん知識が深まっていきます。
ご褒美でやる気をアップする
幼児のうちはちょっとしたご褒美でやる気がアップします。
ワークを1枚やったらシールを貼ったり、花丸をつけるだけでも喜びます。
おやつの前にワークを1枚やるというのも良いでしょう。
ただし、「勉強したらプレゼントを買う」などのご褒美は、まだ先にとっておいた方が良いと思います。
幼児のうちは、ご褒美が目的になるよりも、勉強を好きになる方が継続して勉強ができる子になります。
5歳の勉強はどこまでやる?まとめ
5歳の勉強はどこまでやるかというのをご紹介しました。
もちろんお子さんの発達に合ったペースで学習をするのが1番です。
しかし、5歳の勉強を忙しい保護者が全部教えるのも簡単ではありません。
勉強を教えるのが苦手な方には、通信教育がおすすめです。
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月額料金は980円〜と塾に通うよりも費用も安いので、負担も少ないです。
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