Z会幼児コースが向いている子とは？デメリット•メリットを解説

「Z会通信教育の幼児コースが気になっている。」

「うちの子に合っているかな？」

という方に向けて、

• Z会幼児コースが向いている子向いていない子
• Z会幼児コースのメリット・デメリット

を解説します。

Z会通信教育幼児コースってどんな教材？

Z会幼児コースの基本情報

運営会社	株式会社Z会
対象年齢	年少（３歳・４歳）、年中（４歳・５歳）、年長（５歳・６歳）
入会金	０円
月額料金	月額１,８７０円（税込）〜
教科	ことば、数・形・論理、自然・環境、生活・自立、表現・身体活動
教材	ワーク２冊、保護者向け情報誌、デジタルワーク、絵本（年少のみ）

Z会幼児コースの料金

Z会幼児コースの料金は、支払い方法によって異なります。年少の料金は１,８７０円〜で、１２ヶ月一括払いの方が安くなります。

コース	毎月払いの場合	６ヶ月一括払いの場合	１２ヶ月一括払いの場合
年少	２,２００円	２,０９０円	１,８７０円
年中	２,６４０円	２,５０８円	２,２４４円
年長	２,８６０円	２,７１７円	２,４３１円

＊税込料金

１２ヶ月一括払いをして途中で解約をしても未受講分は返金されます。

Z会幼児コースは、教材が良い通信教育ナンバー１

Z会幼児コースは、２０２２年のイード・アワードにおいて２部門受賞しています。

• 教材が良い通信教育
• 受験、進学情報が充実している通信教育

幼児期から着実に学力をつけていきたい方に人気の幼児向け通信教育です。

Z会幼児コースは、言葉や数を学ぶ「かんがえるちからワーク」と体験型ワーク「ぺあぜっと」の２冊のワークで毎月学習をします。

かんがえるちからワーク

体験型ワークぺあぜっとZ会幼児コースは、他の幼児向け通信教育にはない、「実体験」を重視した教材です。工作や料理、自然などその年齢で必要な体験をしながら、あと伸びする力をつけるのが特長です。

Z会幼児コースのメリット・デメリット

Z会幼児コースは、間違いないく教材の質が良い通信教育ですが、利用者の状況によってはそれがデメリットになってしまうこともあります。

Z会幼児コースを実際に受講して検証したメリットデメリットをご紹介します。

デメリット

まずはデメリットを３つご紹介します。

１つずつ解説していきます。

問題が難しい

Z会幼児コースの問題は難しいと言われることがあります。Z会の問題は、単純に知識を問う問題だけでなく、少し考えてから答えを出す問題が出題されます。

年少コースでは他の通信教育と比較してそれほど難しいと感じませんが、年長コースになると難易度が高いと感じます。

年長で初めて本格的な学習をするというお子さんは、Z会の学習から始めると難しすぎると感じてしまうかもしれません。反対にすでに学習経験があるお子さんや勉強が好きというお子さんには、解きごたえのある教材だと言えます。

体験型ワークがめんどくさいと感じることも

Z会幼児コースの最大の特長である体験型ワーク「ぺあぜっと」。毎月８つほどの課題が掲載されています。

ぺあぜっとは、週末に親子で取り組むことが推奨されています。内容は工作や料理、自然など幅広く掲載されています。

基本的には保護者のサポートが必要で、中には材料を用意する必要がある課題もあります。お子さんと一緒に取り組む時間が取れないという家庭では、めんどくさいと感じてしまう面もあるかもしれません。

しかし、体験型ワークは毎月全てのワークをやり切る必要はありません。準備が必要のない課題もあるので、できるものだけやるのであれば負担にならないと思います。

英語の学習は別で必要

Z会幼児コースで英語が学べるのは年中・年長コースです。年少コースでは英語の教材はありません。年中・年長コースでも英語教材は年４回配信されるデジタル教材のみです。

Z会のデジタル英語教材は、楽しく英語に触れる内容なので、本格的に英語学習をしたいという方には物足りない内容です。

毎月英語学習ができる通信教育を使用したい場合は、スマイルゼミが良いでしょう。

メリット

Z会幼児コースのメリットをご紹介します。

質の高い良問が多い

Z会通信教育は幼児〜社会人までの教材を提供しており、受験にも強い会社なので、問題の質が高いです。

幼児コースでも単純なひらがな練習や数の知識をつけるだけでなく、思考力を伸ばす良問が多いです。幼児のうちからZ会の学習に慣れておくと自然と考える力がつくでしょう。

幅広い体験ができる

Z会の体験型ワーク「ぺあぜっと」には、毎月幅広い課題が掲載されています。工作、料理、自然などその年齢に合った体験をすることができます。

週末など子どもとずっと一緒に過ごしていると遊びのネタ切れになることがありますよね。そんな日にはぺあぜっとの課題がとても役に立ちます。

また、Z会年中・年長コースには月１回提出課題があります。ぺあぜっとで取り組んだ内容を絵で表現して提出します。表現力がつき、先生からのお返事もくるのでお子さんのモチベーションもアップします。

受験につながる学習ができる

Z会幼児コースの問題には、小学校受験に出題されるような問題もあるので、受験を予定している利用者も多いのが特徴です。

最近は高校受験や大学受験においても知識だけでなく、思考力や表現力が重視されるようになっています。今後もその傾向は強くなるので、幼児のうちから思考力・表現力をつける学習をすることをおすすめします。

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Z会幼児コースが向いている子とは？

それではZ会幼児コースが向いている子とはどんな子なのかまとめました。

保護者がサポートできる

Z会幼児コースは、毎月２冊のワークで学習をします。体験型のワークもあるので、保護者のサポートは必須の教材です。他の幼児向け通信教育と比較しても保護者が一緒に取り組む課題が多いと言えます。

保護者がサポートすること苦でないこと、一緒に楽しめることが必要な教材です。

勉強に前向きに取り組める

Z会幼児コースの学習は、他の幼児向け通信教育と比較してもやや難易度は高めです。幼児の場合、わからない問題ばかりだとやる気を無くしてしまうことも少なくありません。

逆に勉強に前向きに取り組めるお子さんや発達の早いお子さんには、Z会の問題は簡単すぎないので楽しく取り組める教材です。

年少コースは難易度が高すぎるとは感じないので、年少で初めて勉強を始めるお子さんはZ会からスタートするのはアリだと思います。

受験を予定している

小学校受験や中学校受験を予定しているというお子さんは幼児期からZ会の学習を始める方も多いです。Z会は受験につながる良問が多く、受験の情報も豊富なので、頼りになる教材になるでしょう。

Z会幼児コースが向いていない子とは？

反対にZ会幼児コースが向いていない子をご紹介します。

保護者が一緒に取り組む時間がとれない

Z会幼児コースは、保護者のサポートが必須の教材です。週末だけでも一緒に取り組む時間をとる必要があります。

共働きで時間が取れない、週末も習い事などで忙しい場合は、教材が無駄になってしまう可能性があります。

勉強を嫌がる

すでに学習経験があり、勉強を嫌がっていたり苦手と感じているお子さんには、Z会幼児コースはおすすめしません。

他の幼児向け通信教育と比較してやや難易度が高く、遊びの要素も少ない教材なので、さらに勉強への拒否反応が出てしまうかもしれません。

まずは、難易度の高くないものや楽しいものから始めて机に向かう習慣をつけましょう。

幼児向け通信教育おすすめ８社はこちらの記事でご紹介しています。

Z会幼児コースで将来役に立つ思考力をつけよう！

現代社会では、知識だけでなく思考力や表現力が求められています。Z会幼児コースは、着実に思考力や表現力を伸ばすことができる教材です！

もちろん小学校入学前にしておきたい学習は全てすることができるので、小学校入学準備学習教材としてもおすすめです。